第156回日本獣医学会学術集会

会長あいさつ

第156回日本獣医学会学術集会
会長  丸尾 幸嗣
(岐阜大学応用生物科学部教授)


 第156回日本獣医学会学術集会が、平成25年9月20日(金)から9月22日(日)までの3日間、岐阜県岐阜市の岐阜大学キャンパスを会場として開催されることになりました。平成14年9月に第134回大会が岐阜で開催されてから11年ぶりとなります。また、学術集会は来年から年1回の開催となるため、第156回大会は年2回開催の最後の節目の大会でもあり、参加される皆様にとって印象に残る大会となるよう運営に努めたいと思います。


 近年における獣医学および獣医学会の重要性を鑑みますと、環境と野生動物に関する諸問題、人獣共通感染症の予防と発生時の緊急対応、食の安全・安心を保証するための対策、産業動物および伴侶動物医療レベルの向上等、様々な分野において今ほど獣医学が社会から注目をされている時代は他にはなかったのではないでしょうか。獣医学を進歩させ、社会貢献することが最も問われている時代ともいえます。そこで第156回大会は一般口演に重きを置きつつ、司宰機関としては「社会に貢献する獣医学」をスローガンに掲げ、社会貢献について思いを巡らせる大会にしたいと考えています。スローガンに沿った企画として、学術シンポジウムと市民公開講座を開催いたします。


 学術シンポジウム「大学と行政の連携をどのように推進するか?」は、獣医学の成果を社会貢献に結びつけている事例と課題を紹介し、大学と行政の連携の在り方について考えたいと思います。市民公開講座「社会で活躍する女性獣医師」は、前回の第155回大会に引き続き、様々な分野で活躍されている女性獣医師を広く市民にアピールして、日本獣医学会が現在取り組んでいる男女共同参画の重要性を認識してもらえればと思います。


 ともあれ、岐阜県は山あり・川あり・温泉ありの風光明媚な観光名所や旧跡がたくさんあります。気候も灼熱の8月を過ぎれば、まさに観光シーズン真っ盛りとなります。大会の合間や前後の日程を利用して、是非印象に残る小旅行をお楽しみください。大会への参加と岐阜県来訪をお待ちしています。